幼馴染2人組ゲーム実況者「しゃぷふら」
略歴(ゲーム実況10周年&マリオ実況4周年)
2014/12/09 大学時代にフリーゲーム実況開始
2016/03/31 就職のため活動休止
2020/11/13 マリオメーカー2で再スタート
2022/04/29 10万人を目指すため仕事を辞める
2022/07/07 チャンネル登録者数"1000人"突破
2023/10/06 チャンネル登録者数"1万人"突破
2024/02/24 累計再生数"1億回"突破
2025/01/27 チャンネル登録者数"10万人"突破
「俺たち似たもの同士なのか…?」
2人は、中学生の頃に出会い、国語の感想文(200字)を偶然にも全く同じ文章で提出したことにより、担任の先生に怒られ、お互いを意識し始める。受験シーズンに入り、周りの同級生が忙しくなる中、優等生だったことに甘えた2人は勉強せず、2人の世界にのめり込むように毎日遊び始める。
「今日…学校なの違くね?(2人)」
同じ高校に進学した2人。ふらっとの隣の席に座っていたこじたつ(後のマネージャー)と3人で毎日遊び始める。小学生だったおとーと(しゃーぷの弟)を交えて4人で遊ぶこともあった。時には2人で高校をサボってオンラインゲームに没頭した。この時、#(ナンバーシグナル)を使ったニックネームを使っていたが、オンラインゲーム仲間から間違えて"シャープくん"と呼ばれていたことが、後の"しゃーぷ"のきっかけとなる。
「ご飯と風呂の30分以外ゲームだ」「聞きたくなーい笑」
2人は同じ理系大学へ、こじたつは文系大学へ進学する。大学でITを学びながらも未だに毎日遊ぶ2人。毎日が楽しすぎるため、記録に残して自分たちで後から見返したいという話に。そこで思いついたのがゲーム実況である。当時流行っていたニコニコ動画では、流れてくるコメントが怖かったので、YouTubeを始める。「幕末志士」さんというニコニコ動画の2人組ゲーム実況者に感銘を受け、1人プレイ、1人応援というスタイルに決める。ギターとピアノが特技の2人は、「音楽」の要素と、「2人組だと分かる対の言葉」という意味で、音楽記号の♯と♭から「しゃぷふら」チャンネルを2014年12月9日に開設する。
「おはよう、こんにちは、こんばんは」が当時の挨拶
撮影機材を購入するため、2人は一緒にバイトを始める。幕末志士さんの影響でマリオをやりたかったが、キャプチャーボード等の機材は大学生のバイトには高価だったため、フリーゲームを実況することに。そして記念すべき1本目の動画、ホラーゲーム「クロエのレクイエム」を投稿した。当時のスタイルは、ホラーゲームをしゃーぷがプレイし、「しょぼんのアクション」などの死にゲーをふらっとがプレイするというスタイルだった。
「よっしゃ!これからの40年間も一緒だ」
大学4年生になり就活シーズンに突入したが、インフルエンサーという言葉がまだ無い時代だったため、ゲーム実況で生きるという考えは微塵もなく、YouTubeは活動休止して就活することに。しかし、奇跡的に2人で同じ大手IT企業に就職が決まる。
「一緒に居られても、遊べなきゃダメだ」
会社でもまさかの同じ部署に配属され、隣の席で仕事する日々。夜は2人で通話を繋いでオンラインゲームにのめり込んだ。しかし、勤続年数が増えるごとに仕事がハードになり、夜中や朝までの仕事もざらとなってしまい2人で遊ぶ時間が無くなりかける。そんな時、しゃーぷの提案で再びYouTube活動を始める。例え忙しくても遊ぶきっかけになればという気持ちだった。
「マリオを制する者は世界を制する…」
2人は今度こそ撮影機材を買い「マリオメーカー2」で念願のマリオ実況を始める。毎週一本撮る(休日に会って遊ぶ)を目標に。活動再開1本目の動画「SASUKEマリオ」を投稿した頃、しゃーぷはこじたつと居酒屋に居た。別々の大学に進学したが、月一で飲みに行く関係を続けていた。大学の頃にこじたつがテレビの企画や演出に興味があると言っていたことを覚えていたしゃーぷは「お前の夢も叶えるから一緒にやろう」と言いYouTubeのスタッフに誘う。こじたつは「面白そう」と二つ返事で頷いた。しかし、こじたつは機械系に弱いと知っていたしゃーぷは、「兄と同じ大学に行きたい」と理系大学に進学していたおとーともスタッフに誘った。おとーとは「水くさいね。1本目から誘ってくれよ」と二つ返事で頷いた。チャンネル名を「しゃぷふらGames」に改名し、2020年11月13日、4人体制での活動が始まる。
「仕事辞めね?」「その言葉を待ってた(嬉しい顔)」
一年間、楽しく活動してチャンネル登録者数は200人になっていた。ちょうどその頃、会社に理不尽を感じた2人は仕事を辞め、YouTubeで生きていくことを決意する。漠然と、一緒に生きていくためにはチャンネル登録者数10万人くらいは必要だろうと考え、目標に決めた。生まれ育った埼玉県を拠点に本格的にYouTubeを始める。しかし、この時の収益はもちろん0円だった。
「闇のゲームだぁあああ(みんバト)」
仕事もYouTubeの収益も無かった2人は、貯金を切り崩しながらゲーム実況を続けていく。横動画主体のチャンネルだったが、勢いがつき始めていたライブ配信に注目しマリオメーカー2「みんなでバトル」の毎日配信を始める。当初は、生配信に慣れておらず、トークを止められないプレッシャーや、リアルタイムに視聴者が見ている緊張感でのプレイがかなりの心労となっていた。しかし、2人組ゆえに全てのコメントが読める。また、コメントが無い時でも会話しやすいことが同接100人弱とプチヒットし、3ヶ月後の2022年7月7日に七夕の願いが叶うような形でチャンネル登録者数1,000人を突破した。YouTubeは登録者数1,000人+視聴時間4,000時間を超えるとチャンネルを収益化できる。こうして第一の目標を達成した2人。しかし、収益化はできても収益はまだ0円だった。
「僕らの強みは、捨てることを恐れないこと」
次にチャンネル登録者数1万人を目指すことになった。しかし、順調に思えていたライブ配信だが、スナイプやコメント欄の荒れ方から本当にやりたいコンテンツではないと思い直し、毎日配信を辞めてしまう。唯一の武器を捨ててしまったことにより、チャンネル登録者数は停滞してしまった。刻一刻と貯金が減っていく中、不安が無かったわけではないが、売れる物は全部(PS4も…)売り、借金を抱えてでも、2人で居ることには全く不安を感じていなかった。
「老若男女、誰からも愛されるゲーム実況を」
そんな時、3つの作戦を思いつく。①他のマリオ実況者と異なり、マリオを通ってきていない知識や技術の浅さを歴代マリオシリーズのクリア耐久で身に付ける。②チャンネル名を「しゃぷふら」に戻し覚えやすくする。③新たにYouTubeに導入されたShorts動画で新規層(特にゲームで遊ばない一般層)に幅広くリーチする。マリオメーカー2のプレイ人口が減少傾向にあると考え、ゲームに依存しない視聴者を増やす。あるいはマリオメーカー2の人口自体を増やすことが大きな意味を持つと考えた。2023年10月6日、2人の掛け合いを全面に押し出したShorts動画がヒットし、チャンネル登録者数1万人を突破した。
「高校の頃の夢は、全員で同じ会社」
元々、会社員時代に年間数億円の売上に貢献し役員補佐にまで上り詰めいてたしゃーぷ。運とビジネスの才能があったことにより、YouTubeとは別軸で展開していた事業が軌道に乗り始めたことで、こじたつとおとーとも仕事を辞め晴れて4人一緒になる。そして、満を持して活動拠点を東京に移す。
「みんなの貴重な時間だから、1分で満足させたい」
その後も次々にShorts動画が大ヒットし、1本あたり平均200万再生、月間最高7000万再生、累計4億再生を記録。そしてついに、2025年1月27日にチャンネル登録者数10万人を突破した。その裏側では、入念な研究とデータ分析、たった1分の動画に掛けるにはあまりにも膨大な時間による疲労とプレッシャーがあった。しかし、2人だけだった世界に視聴者が加わり、2人だけの動画作りから視聴者に喜んでもらえるゲーム実況者になりたいという想いに変わっていた。
「なりたい自分が居たら、なろうとする自分になる」
「始めた時点で成功、上手くいったら大成功」
「辞めるまで負けたことにはならない」
そして次は、チャンネル登録者数100万人を目指して活動していく。しゃぷふらチャンネルは、2人の幼馴染が無謀な夢を叶えていくゲーム実況ドキュメンタリー。なのかもしれない。
